ふるさと納税によってドライブレコーダーなどのカー用品を返礼品としてもらうことができます。
ただし家電製品は扱う自治体が減少しているのが現実です。
今回はふるさと納税の返礼品として手に入るドライブレコーダーや自治体などについてご紹介します。
すぐにドライブレコーダーがもらえる自治体をチェックしたい人はこちらからチェックしてください。
ふるさと納税でドライブレコーダーがもらえる自治体と還元率
家電製品をふるさと納税の返礼品としている自治体は減少傾向にありますが、ドライブレコーダーも扱いを取りやめる動きとなっています。
ドライブレコーダーの返礼品を取りやめた自治体とその理由
長野県伊那市は以前ドライブレコーダーを返礼品にあげていましたが、現在は家電すべての返礼品を取りやめています。
平成29年4月1日に総務大臣がふるさと納税にかかる返礼品の送付などについて通達を出しました。
その中には資産性の高い電化製品や家具、貴金属などの返礼品は、ふるさと納税の趣旨に反するため、送付しないようにすることと明記されています。
この通知や長野県からの要請を受けて、伊那市は平成29年5月31日をもって返礼品から家電を除外しました。
伊那市が返礼品にあげていたドライブレコーダー
- 「JVCケンウッドドライブレコーダーDRV320」
- ふるさと納税額50,000円
- 還元率26%~30%
このほかにも、ワンセグラジオやロボットクリーナーなど、人気の電化製品が数多く用意されていました。
現在ふるさと納税で家電製品がもらえる自治体
それでは家電製品の返礼品がもらえる自治体についてご紹介します。
岐阜県七宗町
岐阜県七宗町ではドライブレコーダーとナビゲーションシステムの返礼品があります。
ワンセグドライブレコーダーナビTNK-734DRT
ふるさと納税額44,000円
還元率35%
現在、ふるさと納税でドライブレコーダーの返礼品がもらえるのは七宗町のみです。
ナビでありながらドライブレコーダー機能がついているため、いざという時にも安心できる製品です。
ドライブレコーダーは100万画素で録画されます。
ワンセグポータブルナビゲーションTNK-800DT
ふるさと納税額39,000円
還元率30%
七宗町には、ナビの返礼品もあります。
8インチの大画面で見やすく使いやすいナビです。
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茨城県日立市
次にドライブレコーダーと同価格程度のふるさと納税額でもらえる家電製品をご紹介します。
日立市では日立製の電化製品が返礼品になっています。
炊飯器RZ-XC10M
ふるさと納税額30,000円
還元率46%
日立製の5.5合炊きの炊飯器です。
鉄入りの内釜は取り出しやすい取っ手がついています。
掃除機CV-PD8
ふるさと納税額50,000円
還元率40%
紙パック式の掃除機です。
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静岡県小山町
静岡県小山町では掃除機の返礼品を扱っています。
3WAYスティッククリーナー
ふるさと納税額30,000円
還元率33%
スティッククリーナー、ハンディクリーナー、布団クリーナーの3WAYで使えるコード付きの掃除機です。
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長野県飯山市
長野県飯山市では液晶ディスプレイを取り扱っています。
iiyama製24型液晶ディスプレイ
ふるさと納税45,000円
還元率37%
ブルーライトを軽減するBlueLightReducerが搭載されています。
眼精疲労や体内時計の不調が気になる方におすすめのディスプレイです。
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長野県千曲市
長野県千曲市ではホームベーカリー、精米機がもらえます。
ホームベーカリー1.5斤タイプ
ふるさと納税額50,000円
還元率51%
パンの他に、やきいもやヨーグルトも作れるホームベーカリーです。
他に、1斤タイプのホームベーカリーもあります。
精米機「新鮮風味づき」無水米とぎコース付き1~5合
ふるさと納税額50,000円
還元率38%
これがあれば、いつでも精米したてのおいしいごはんを食べることができます。
対流式で1粒1粒なめらかに精米をします。
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兵庫県加西市
兵庫県加西市ではグリル&トースターを扱っています。
グラファイトグリル&トースター
ふるさと納税額50,000円
還元率32%
0.2秒で発熱する「遠赤グラファイト」を採用しています。
庫内が短時間で高温になるため、外はカリカリ、中はモチモチの焼き上がりになります。
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家電をもらうのに必要な寄付金額と年収
家電の場合、販売価格が10,000円~13,000円の返礼品をもらうためには、30,000円程度のふるさと納税が必要です。
また、販売価格が15,000円程度の家電をもらうには40,000円から50,000円のふるさと納税が必要な場合が多いです。
次に考えなければいけないのは、自分の控除上限額です。
年収や家族構成によって寄付金額が2,000円の負担で済む控除上限額は変わります。
控除上限額が50,000円程度の方の年収は、独身または共働きの方で450万円ほど、また共働きで大学生と高校生の2人の子どもがいる方で600万円ほどとなります。
このような違いが出るのは、年収の他に扶養家族がいるかなどの条件が加味されて納税額が決められるからです。
独身の方は扶養控除などを受けていないため、多くの額の納税をしていることから寄付控除の上限額も高くなります。
色々なふるさと納税サイトで寄付金額の控除上限額のシミュレーションができるので、自分の上限額の目安を確認してから返礼品を考えると良いでしょう。
まとめ
ドライブレコーダーの返礼品について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 平成29年4月の総務省通達により家電製品の返礼品を扱う自治体は減少
- 現在ドライブレコーダーがもらえるのは岐阜県七宗町のみ
- まだ家電製品がもらえる自治体はあるが、取りやめになる前にお早く
岐阜県七宗町では全国で唯一、ふるさと納税のお礼品としてドライブレコーダーを取り扱っています。
今年4月に出された総務省の通達を受けて、全国の自治体が家電製品の返礼品の取り扱いを中止するようになりました。
現在扱っている家電製品も取りやめになることも予想されるので、欲しい場合にはお早めにふるさと納税することをおすすめします。