ふるさと納税の中でも、家電製品は返礼品として人気が高いジャンルです。
ただ、総務省の要請の関係で、家電製品を扱っている自治体は減っています。
さとふるに家電製品がもらえる自治体はあるのかを見ていきましょう。
さとふるで家電がもらえる自治体はある?おすすめは?
数あるふるさと納税の返礼品の中でも、家電製品は人気の高いジャンルです。
しかし、その掲載数は徐々に減ってきています。
さとふるでは、現在家電製品の取り扱いは行われていません。
2017年4月1日に、さとふるのサイト上で、家電製品の取り扱いについての説明がされています。
このお知らせでは、2017年3月31日をもって家電製品や金額が記載されている商品券の掲載を停止したと発表されました。
それ以降、家電製品をさとふるで見ることはなくなりました。
このような返礼品の取り扱いについての変更は、2016年、2017年の2度にわたって行われた総務省の要請に関係します。
ふるさと納税返礼品をめぐって、各自治体の競争が加熱し、人気の返礼品を掲載している自治体へ寄付が集中したり、返礼品の転売が発生したことで、このような事態を課題視されるようになりました。
この課題を解決するために、総務省は2回にわたり返礼品についての要請を行いました。
2016年の自粛要請では、返礼品の見直しを行った自治体は少なかったですが、この時点で最大手のふるさと納税ポータルサイト・ふるさとチョイスは家電製品の取り扱いを中止しています。
2017年4月には、より具体的な自粛要請が総務省より通達されました。
その内容は、返礼品の還元率を寄付の約3割にとどめることや、換金性・資産性の高い返礼品を除外することでした。
家電製品は、資産性が高く、また還元率も高いものが多かったため、多くの自治体が家電製品の取り扱いを中止するに至りました。
こうして、現在は返礼品の中で家電製品の占める割合は減り、今もなお見直しを行っている自治体もあります。
かつて、家電製品の返礼品掲載数が多く注目を集めていた長野県伊那市も、徐々に家電製品の掲載をやめていきました。
これは、ふるさと納税の返礼品で家電製品を目当てにしていた人々にとっては悲しい出来事でした。
このように、返礼品の中から家電製品は徐々に少なくなり、さとふるで家電製品の返礼品を探すことは現段階ではできません。
しかし、他のポータルサイトでは取り扱っている場合があります。
返礼品で家電製品が欲しいかたは、様々なポータルサイトで検索されることをおすすめします。
まとめ
さとふるで家電製品を扱っているかについて見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- さとふるでは家電製品を扱っていない
- 総務省の要請により、自粛ムードが広がって家電製品を扱う自治体は少なくなった
- 他のポータルサイトでは扱っているところもある
さとふるで家電製品を返礼品として扱っているかどうかについて見てきました。
現時点では、家電製品や商品券などの扱いはなくなっています。
他のポータルサイトでは扱っているところもあるため、家電を希望する方は探してみましょう。