ふるさと納税の返礼品として、以前は洗濯機もありましたが、現在はどの自治体も提供していないようです。

洗濯機がもらえなくなった理由や、現在もふるさと納税の返礼品としてもらえる、洗濯機以外の家電製品について見ていきたいと思います。


ふるさと納税で洗濯機がもらえる自治体


ふるさと納税でもらえていた家電製品

ふるさと納税の返礼品から少しずつ姿を消している家電製品ですが、洗濯機も例外ではありません。

現在、どの自治体も洗濯機を返礼品にしていません。

以前は、埼玉県熊谷市がコンパクト洗濯機を掲載していました。この自治体には、電化製品メーカーAQUAの研究開発拠点があるので、取り扱っていたようです。

洗濯機といっても私達が通常イメージする家庭用洗濯機ではなく、重さ200gのコンパクト洗濯機を掲載していました。

中でも、「AQUA COTON」は洋服のシミや汚れを叩きながら落とす押し出し洗いができる商品でとても便利です。

家電の中では比較的安価な寄付で申し込めたので、返礼品から外れてしまうのは少し寂しいような気がします。


返礼品として家電がもらいにくくなった理由

なぜ家電製品が返礼品から姿を消してきているのか、ご存知でしょうか?

爆発的に注目度が高まったふるさと納税は、節税効果と魅力的な返礼品により多くの人が寄付をするようになりました。

しかし、返礼品の人気度により特定の自治体に寄付が集中したり、都市部の税収が激減する事態を招きました。

また、換金しやすい返礼品の転売が問題になりました。

そういった理由から、総務省がふるさと納税の方向性を発表しました。

換金性の高いものや資産価値の高い返礼品を廃止し、還元率を3割に抑えるように通達しました。

大手ふるさと納税ポータルサイトも徐々に金券や家電製品の掲載を廃止するようになり、各自治体も返礼品の検討や中止を進めてきています。

そのため、人気の家電製品は徐々に少なくなってきています。

しかし、家電メーカーの工場がある自治体を中心に、提供されている家電もまだ存在します。返礼品は家電が良いと考えられている方は、早めに申し込まれることをおすすめします。

ふるさと納税でもらえる家電の種類をご紹介します。


掃除機


茨城県日立市「E-2掃除機」

ふるさと納税額 10万円

小型・計量で強い吸引力が特徴のサイクロンクリーナーです。

他にもスティック型や自動ロボット型の掃除機も提供されています。

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パソコン


長野県飯山市「マウスコンピューター組立体験&名前印刷付!14型ノートパソコン」

ふるさと納税額 18万円

マウスコンピューターのWindows10搭載14型ノートパソコンがもらえます。

組立体験に参加してもらえるので、長野県飯山工場まで製品を組み立てに行く必要があります。

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デスクトップ型パソコン

デスクトップ型が欲しい人も、同じように組み立て体験をすれば持ち帰ることが出来ます。

こちらは、ふるさと納税額 25万円です。

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電子レンジ


茨城県日立市「電子レンジ(メタリックレッド)」


ふるさと納税額 25万円

過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」がもらえます。

重さや温度を計って肉や魚の旨みを引き出す調理が可能です。

料理の幅が広がりそうです。

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炊飯器


茨城県日立市「炊飯器(2合用・ブラウンゴールド)」

ふるさと納税額 10万円

少量がおいしく炊けて、そのまま食卓へ運べる「おひつ御膳」がもらえます。

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その他の家電

その他にも、カメラやプリンター扇風機などもあります。

最大手ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」は、2016年より家電の掲載を中止しました。

「さとふる」も、2017年4月に掲載を中止しています。

アイモバイルが運営する「ふるなび」には、家電製品が掲載されていて充実しています。

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まとめ

ふるさと納税で洗濯機がもらえる自治体について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • ふるさと納税で洗濯機がもらえる自治体は激減している
  • 他の家電もふるさと納税での返礼品では減る傾向にある
  • コンパクトな家電であればふるさと納税でもらえる

ふるさと納税で還元率の高い家電製品では、以前は洗濯機も提供されていたものの、現在は家電全体の提供が減っているようです。

洗濯機だけでなく、ふるさと納税で家電をもらおうとする場合は、各サイトを入念にチェックして早めに手を打ったほうが良いようです。

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