ふるさと納税ポータルサイトはいくつかありますが、その中でもさとふるは大手で認知度も高く利用者も多数います。
このページでは、さとふるの特徴とさとふるを使ったふるさと納税の方法、デメリットと注意点をご紹介します。
さとふるの特徴
認知度・利用意向No.1をうたう、大手ふるさと納税ポータルサイトです。
さとふるには以下のような、ふるさと納税をする際に嬉しい3つの特徴があります。
レビューが充実している
300文字以上のレビューをすることで参加できるキャンペーンがあるため、それぞれの返礼品のレビューがしっかりと書かれています。
レビューの件数もかなり多く、返礼品を選ぶ際にとても役立ちます。
決済方法の種類が多い
決済方法が豊富で、6種類から選べます。クレジットカード決済、Pay-easy決済、コンビニ支払い、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済、ドコモケータイ払いの中から選択して決済ができます。
クレジットカードや各会社で扱っているポイントを貯めたい方には、とても嬉しいサービスです。
お得なキャンペーンが多い
ふるさと納税の寄附をするとAmazonギフト券がもらえるなどの、お得なキャンペーンが行われている期間があります。
キャンペーンによっては寄付額の1割も得をすることができるので、キャンペーン内容をよく確認して、ふるさと納税を行うことをおすすめします。
メルマガ会員限定で、キャンペーンに参加できるキャンペーンコードが送られてくる場合もあるので、さとふるを利用する場合は会員登録をして利用しましょう。
参考までに、キャンペーンの一部を紹介します。
レビュー投稿キャンペーン
期間中に返礼品のレビューを投稿すると、抽選で10名にAmazonギフト券が10,000円分当たります。
レビュー1投稿を1口とし、1人何口でも応募できます。ただし、返礼品は5,000円以上のものに限られます。
Amazonギフト券獲得キャンペーン
ふるさと納税10,000円以上の寄付で合計寄付金額に応じてAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンです。
応募者全員に10,000円毎で1,000円分のAmazonギフト券が贈呈されます。
さとふるメルマガ会員で、かつキャンペーンメールを受け取った人限定で応募できます。
キャンペーンコードでAmazonギフト券獲得
ふるさと納税を申し込む際にキャンペーンコードを入力してAmazonギフト券を獲得します。
キャンペーンの内容はその時々によって様々で、10,000円以上の寄付を行うとAmazonギフト券が500円分もらえるキャンペーンや、10,000円以上の寄付をすると抽選で1,000名にAmazonギフト券300円分が当たるキャンペーンなどがあります。
また他にも、キャンペーンコードには抽選で返礼品が当たるものもあります。
キャンペーンコードはSoftbankのTwitter公式アカウントで掲載されることが多いです。
さとふるからふるさと納税をする方法
さとふるでふるさと納税を行う場合は、自治体に直接申し込むよりも手続きが簡単になります。
サイトを訪れて、返礼品を選ぶところからはじめましょう。
さとふるで返礼品を選ぶ
さとふるはフリーワード検索や人気ランキング、返礼品の種類、地域、特集から返礼品検索が可能です。
気になった返礼品をお気に入りに登録しておくこともできます。
欲しい返礼品が決まれば、商品個別ページの「カートに入れる」を選択します。
カートに入れた返礼品は削除することも可能になっているため、間違ってしまった場合も安心です。
自治体に寄付を申し込む
返礼品をカートに入れると、自治体へ寄付を申し込むページに移動します。
「この地域の寄付手続きへ進む」のボタンをクリックしましょう。
会員登録がまだの場合は会員登録を行うか確認の画面が出てきます。会員登録を行うと、いくつかのメリットがあります。
まずは会員情報を次回の寄付時にも利用できることです。
住所などを入力する手間が省けるため、さとふるで複数回ふるさと納税を行うつもりであれば登録しておくことをおすすめします。
その他にも寄付履歴の確認や、返礼品の配送状況も分かるようになっています。また定期的にメールでお役立ち情報の配信があります。
会員登録は無料で、メールアドレスかYahoo!JAPAN IDがあれば手軽に行えることが特徴です。
会員登録をせずに寄付を申し込むこともできます。その場合は会員登録の確認の画面で「会員登録をせずに寄付を行う」を選択しましょう。
申し込む自治体のお知らせや、利用規約が表示されるため読んでおきましょう。
「個人情報取り扱い規約に同意する」にチェックを入れれば個人情報の入力が行えます。
寄付者情報を入力する
会員登録を行っている場合は省略されますが、氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスが必須入力項目です。
ふるさと納税を行った場合、自治体のホームページなどで氏名が公開されることがあります。
さとふるでは氏名の公開、非公開を選択できます。氏名を公開しても良い場合はチェックを入れておきましょう。
配送先の指定は初期設定では寄付者本人の住所になっています。
配送先を変更する場合はプルダウンで新しい住所を登録する必要があります。
支払い方法を選択し、支払い方法に応じた情報を入力すれば申し込みが完了します。
もしキャンペンコードを持っている場合は、一番下の欄に入力が可能です。
返礼品と寄付証明書が届く
さとふる会員に登録していると、返礼品の配送状況はマイページから確認できます。
会員登録をしていない場合は、返礼品のお届け目安の時期になれば指定した住所に商品が届きます。
別途寄付証明書が届くため、保管しておきましょう。ワンストップ特例を利用する場合は、さとふるホームページから申請書をダウンロードし手続きを進めることになります。
寄付証明書は確定申告時に原本を提出する必要があります。
確定申告を行う場合は忘れずに書類を添付するようにしましょう。
さとふるのデメリット、注意点
さとふるの利用前に知っておきたいこと
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」は、キャンペーンも豊富に行われており楽天との連携も行われている人気のサイトです。
さとふるにはすべての自治体が参加しているわけではありません。
全国には1,700以上の自治体がありますが、さとふるに参加している自治体の数は2017年4月時点で158自治体です。
さとふるを利用してふるさと納税を行う場合、利用できない自治体があることは頭に入れておきましょう。
他のふるさと納税ポータルサイトにはすべての自治体を扱っているところもあります。
返礼品のジャンルが少ない
さとふるは食品の取り扱いは豊富ですが、それ以外の返礼品は多くありません。
2017年4月には総務省からふるさと納税にふさわしくない返礼品の撤廃が求められたこともあり、さとふるも取り扱いカテゴリを減らしています。
2017年3月31日より、金券と家電製品のカテゴリを全面的になくしています。
もし家電製品や金券をもらいたい場合はさとふる以外のポータルサイトを選択しましょう。
現在でも家電製品や金券を取り扱うポータルサイトは残っています。
退会方法が難しい
さとふるを利用し続けるつもりであれば問題はありませんが、個人情報を登録することもあり利用しなくなればサイトを退会しておきたいと考える方も多いでしょう。
しかし、さとふるはネットから簡単に退会ができるシステムを導入していません。
退会に関しての注意事項はサイト内に記載されていますが、退会用の申し込みフォームが作られていないため注意が必要です。
退会ができないわけではなく問い合わせを行えば対応が可能です。
退会手続きを行いたい場合はサポートセンターに登録しているメールアドレス、氏名、退会理由を記載の上連絡しましょう。
退会手続きが手軽ではないため、必要のないサイトはすぐに退会したい方には向いていません。
支払い方法が限定される
ふるさと納税には多くの支払い方法があります。
さとふるで利用できる支払い方法はクレジットカード、コンビニ決済、ペイジー、ケータイ料金決済の4種類です。
ケータイ料金とまとめて支払う方法は2017年11月6日にドコモケータイ払いが追加されたことにより、すべてのキャリアで利用できるようになりました。
ただしさとふるでは銀行振込や郵便振替の選択肢はありません。
また上記の4種の支払い方法も自治体によって利用できる支払い方法は異なります。
もし銀行や郵便局を介して支払いが行いたい場合は自治体のホームページから直接申し込むか、支払い方法が多彩なポータルサイトを利用することをおすすめします。
レビューの数に偏りがある
さとふるの特色は返礼品にレビューがついていることです。
しかし実際に利用した方の口コミのため、利用者が多い返礼品にレビューが集中しています。
レビューは必須ではないため人気がない返礼品に対する感想が少ないのは当然のことですが、全くレビューがない返礼品も存在します。
他にもレビュー機能を搭載しているポータルサイトはあるため、さとふるを利用する場合はレビュー機能に頼りすぎない方が良いでしょう。
キャンペーンは時期によって異なる
さとふるでは不定期に大幅還元のキャンペーンが行われています。
ただしキャンペーンは常に行われているわけではありません。
お得なキャンペーンが開催されていない場合はクレジットカードのポイント以外の還元がないため、お得にふるさと納税はできません。
常時ポイントでの還元が受けられるサイトではないため、利用する場合にはキャンペーンが開催されているかを確認しましょう。
自治体限定のキャンペーンや抽選で当たるものもあるため、全員が利用できるものだけではないことも認識しておきましょう。
サイト上の質問は自動返答
さとふるにはサポートセンターが設置されており、コールセンターなどでサポートを受けながらふるさと納税ができます。
サイト上からも質問を受け付けていますが、質問に対する近い答えを自動応答システムが返答するスタイルです。
実際にスタッフが返答を行ってくれるわけではないため、イレギュラーな質問はサポートセンターに直接問い合わせる必要があります。
まとめ
さとふるの特徴やふるさと納税をする方法について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- さとふるは大手ふるさと納税ポータルサイト
- 特徴はレビューの多さとお得なキャンペーン
- 取り扱い自治体と返礼品のジャンルは少ない
さとふるはレビューも充実しており、キャンペーンでお得にふるさと納税をすることができる大手ふるさと納税ポータルサイトです。
取り扱い自治体や返礼品のジャンルが少ないなどのデメリットもありますが、欲しい商品がある場合はしっかりとキャンペーン情報をチェックするとお得にふるさと納税ができおすすめです。
さとふるをうまく活用して、お得にふるさと納税ができるといいですね。