かつてはノートパソコン返礼品をもらえる自治体がいくつかありましたが、現在その数はグッと減ってしまいました。
しかし現在でも未だにノートパソコンをもらえる自治体はあります。
今回はふるさと納税の返礼品として手に入るノートパソコンと自治体についてご紹介します。
ふるさと納税でノートパソコンがもらえる自治体
ふるさと納税でノートパソコンの返礼品を扱っているのは次の2つの自治体となっています。
長野県飯山市「マウスコンピューター 10.1型2in1タブレットPC MT-WN1003-IIYAMA」
ふるさと納税額90,000円
スキー・スノボーがふるさと納税でもらえることで有名な長野県飯山市では、マウスコンピューター製のノートパソコンがもらえます。
なぜなら、長野県飯山市にマウスコンピューター飯山工場があるからです。
ノートパソコンの提供が地元の活性化につながるので、ふるさと納税に認められています。
マルチタッチパネルの2in1タブレットですので、ノートパソコンのように使うこともタブレット端末のように使うことも可能です。
ウェブページに直接手書きできる機能も使っていて楽しいです。
ただし、オフィスソフト(ワードやエクセルなど)は入っていませんので、必要な場合は自分で購入やインストールをする必要があります。
長野県安曇野市「VAIO Z」
ふるさと納税額 550,000円
長野県安曇野市(あずみのし)には、VAIO株式会社の本社工場があります。
そのため、高性能なノートパソコンVAIOがお得に手に入ります。
2017年9月末現在では、VAIOは品切れ中になっています。
しかし、2017年11月末に、VAIO Zを含む2商品の取り扱いが再開される予定です。
VAIO ZはVAIO製品の中でも高性能なフリップモデルです。
2in1タブレットで利便性が高いですが、高性能ノートパソコンに引けを取らないスペックを持っています。
VAIO Zを使ってプレゼンすることも可能なので、うまく使いこなすことでビジネス効率を飛躍的にアップさせることが可能です。
ふるさと納税でノートパソコンの取り扱いが終了した自治体
かつてはノートパソコンの返礼品を取り扱っていたものの、現在は終了している自治体は以下の通りです。
山形県米沢市
山形県米沢市ではNEC製のノートパソコンやLenovo製のノートパソコンがふるさと納税でもらえていましたが、2017年の総務省通達を受け、2017年7月31日を最後にパソコンがもらえなくなりました。
岡山県備前市
岡山県備前市は家電製品がお得にもらえるので、人気の高いふるさと納税先でした。
マイクロソフト製のSurface Pro(サーフェスプロ)がもらえていました。
しかし、ノートパソコンを含む全ての家電製品が2017年7月31日を最後にもらえなくなりました。
長野県喬木村
エプソン工場がある長野県喬木村(たかぎむら)でも、エプソンダイレクト製のノートパソコンを製造していた関係で、ふるさと納税でEndeavorなどのノートパソコンがもらえていました。
しかし、2016年6月30日以降はノートパソコンを含むエプソンダイレクト製の返礼品は全て取り扱い終了しました。
ちなみに、2017年11月末以降Endeavorのデスクトップパソコンが長野県安曇野市へのふるさと納税で復活する予定です。
まとめ
ノートパソコンの返礼品について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 現在ノートパソコンがもらえる自治体は長野県飯山市、長野県安曇野市の2か所
- 2017年の総務省の通達により各地のパソコン返礼品が姿を消した
- 長野県安曇野市では2017年11月末に取り扱いが再開されるノートパソコンもあり
ふるさと納税でもらえるノートパソコンは、2017年の総務省の通達によりその大半が姿を消してしまいました。
ノートパソコンがもらえるのは、現在のところ長野県の2つの自治体のみとなっています。
しかし長野県安曇野市では、2017年11月末より取り扱いが再開される機種も予定されており、ふるさと納税でパソコンを手に入れるのはまだまだ可能と言えます。