ふるさと納税でキャンプ用品がもらえる自治体があります。
このページでは、キャンプに欠かせないテントと寝袋について、商品の選び方もあわせて紹介します。
また、人気の高いコールマンとモンベルの製品がもらえる自治体もご紹介します。
ふるさと納税でもらえるキャンプ用品の種類
テント
キャンプ用品で欠かせないものの一つがテントです。
キャンプ場によってはテントをレンタルしたりバンガローに泊まれたりしますが、マイテントでキャンプをしたい方にふるさと納税の返礼品でもらえるテントをご紹介します。
自治体によって様々な有名メーカーのテントを取り扱っています。
好みのブランドから選ぶのも良いですが、キャンプの参加人数や設置の容易さなどを基準に判断すると、使い勝手がよくなります。
「オクトスアルパインテント2人用」
石川県羽咋市
ふるさと納税額100,000円
親友同士や恋人・夫婦のみなど2人でキャンプに行くのに適しているのが2人用テントです。
石川県羽咋市(はくいし)でもらえるオクトス製のアルパインテントは、軽量なので持ち運びが楽です。
ポールやフライシートを入れても2kg弱です。キャンプだけでなく登山やツーリングにも適しています。
設置がとても簡単なので、キャンプ初心者でもコツさえつかめばすぐにテント設営ができます。
テント内部は2人が寝るには十分なスペースがあります。タープを増設することで広いスペースを確保できます。
「Coleman(コールマン) テント エクスカーションティピ/325 3~4人用」
岐阜県七宗町
ふるさと納税額56,000円
少人数グループや子供連れの家族でキャンプに行くのに適した、3~4人用のコールマン製テントです。
インディアンテントとも呼ばれる円錐型のティピーテントで、見た目がおしゃれです。
ドーム型のテントを使う人が多いため、混んでいるキャンプ場でも目立ち、迷子になりにくいのが特徴です。
中央に一本のポールを立てる独自の構造で、ドームテントに慣れた人には最初はとまどうかもしれませんが、ポールをしっかり設置することやペグを確実にうちこむことなど、基本を押さえれば大丈夫です。
しかしポールがある分、室内がちょっと手狭に感じてしまうかもしれません。
また、岩場など地面にペグが打ちにくい場所への設営には適していません。
タープ
テントと並んで重要なキャンプ用品はタープです。
タープはどうしても必要というわけではありませんが、日差しの強い真夏では熱中症対策や日焼け対策に効果的です。
また急な悪天候への対策にもなります。
タープにはいくつか種類があります。ワンタッチ式のタープは初心者にも設置しやすい作りです。
スクリーン式だと、側面を囲うことができます。メッシュを取り付ければ通気性も確保できます。
「Field Trap Hexa DX」
岐阜県坂祝町
ふるさと納税額115,000円
ポール2本で設置するヘキサタープです。形が6角形なので、ヘキサゴンから名前をとってヘキサタープと言います。
似たものにひし形のウィングタープがあります。
岐阜県坂祝町(さかほぎちょう)へのふるさと納税でもらえるこのヘキサタープは、慣れると設置が簡単なため、アウトドア上級者に好んで使われます。
しかし、初心者だけの設置は難しい種類でもあります。
その理由は、全体を支えるポールにあたるものがない、非自立式だからです。
タープの布地を、四方からロープで引っ張って建てるイメージのものです。無事に設置できると、とても解放感があります。
このタープは、もともと100年の歴史を持つ小川キャンパルの製品でした。しかし、2015年にキャンパルジャパンに事業譲渡されました。
それを地元坂祝町の株式会社オガワファブスペースがふるさと納税で提供しています。
「Coleman(コールマン)インスタントバイザーシェード Mサイズ」
岐阜県七宗町
ふるさと納税額33,000円
簡単にタープを設置させたいなら、岐阜県七宗町(ひちそうちょう)でもらえるコールマンの自立式タープがおすすめです。
支柱がしっかりしているので、安定感があります。
ただし、支柱の部分が重く、持ち運びが不便です。また、地面が柔らかすぎたり傾いている場所への設置が難しいです。
さらに、どこか一か所に不具合があると全体が使えなくなるデメリットもあります。
寝袋
テントなどで寝るときには寝袋も必要です。真夏であればタオルケットで十分のように思えますが、
アウトドアは天候が急変することもよくあります。そのため、寝袋は常備しましょう。
寝袋は大きく分けて封筒型とマミー型があります。長方形でゆったりしているのが封筒型で、体の形に合わせて体に密着するのがマミー型です。
ふるさと納税の返礼品にはそのどちらのタイプもあります。
「ベアーズロック シュラフ封筒型」
岐阜県七宗町
ふるさと納税額20,000円
封筒型の寝袋で標準的なタイプです。3シーズン使えます。また、他社の寝袋に比べて内綿の厚みがあるため防寒性に優れています。
さらに、アウトドアで使いやすいような工夫も施されています。
寝るときに頭部を包むドローコードや足元を開放することで真夏に足が蒸れないようになっています。
「モンベル ホローバッグ」
長野県駒ケ根市
ふるさと納税額20,000円
封筒型とマミー型の長所を併せ持った寝袋です。足元を開放できますし、広げて毛布のようにも使えます。基本的に一人用です。
とても軽いので持ち運びに便利です。夏から秋口ぐらいまでのキャンプに最適です。
オンラインポイント
キャンプにはまってくると、様々なキャンプ用品が欲しくなってくるでしょう。
一つ一つふるさと納税でもらっていては足りないかもしれませんし、ふるさと納税サイトに掲載されていない用品を選びたくなるかもしれません。
そんな方にお勧めなのが、ふるさと納税でもらえるオンラインポイントです。
これは、自治体にふるさと納税をしたら、直接キャンプ用品が送られる代わりにキャンプ専門店で使えるポイントがもらえます。
もらったポイントはオンラインショップなどでキャンプ用品と交換できます。
アウトドア活動が盛んな各自治体がキャンプ用品店とコラボレーションして実現している企画です。
「コールマンオンラインポイント」
長野県小谷村
ふるさと納税額10,000円~
北アルプスに位置し、登山やシャワークライミング・スキーなど各種アウトドア活動ができる長野県小谷村は、アウトドア活動を応援するためコールマン社と提携し、ふるさと納税でオンラインポイントを提供しています。
10,000円の寄付で3,000ポイントもらえ、最大500,000円の寄付だと150,000ポイントになります。
ポイントをもらうためには、事前にコールマンオンライン会員になる必要があります。
ポイントが付与された後は、コールマンオンラインショップで好きなキャンプ用品と交換することができます。
ポイント付与まで約4週間かかりますので、キャンプに間に合うように早めにふるさと納税をしましょう。
コールマンのオンラインショップには、キャンプで必要な用品は一通りそろっています。
テントやタープなど大きなものから、ランタンや食器など細かいものまで選べます。アウトドアの豆知識や最新アイテムも見られます。
「モンベル ポイントバウチャー」
北海道小清水町
ふるさと納税額30,000円~
長野県小谷村
ふるさと納税額17,000円~
長野県大町市
ふるさと納税額30,000円~
宮城県加美町
ふるさと納税額30,000円以上
モンベル社はアウトドアに力を入れている4つの自治体と提携して、ふるさと納税でポイントバウチャーを提供しています。
ポイントバウチャーはモンベル社のオンラインショップおよび直営店で使えます。
さらに、1年間のモンベルクラブ会員無料登録がセットになっています。
通常年会費は1,500円ですので、1年間お試しでモンベルクラブ会員になり、気に入れば継続しましょう。既会員は会員有効期限が1年間延長されます。
ポイントバウチャーを使うためにはモンベルクラブ会員登録が必要ですが、ふるさと納税をしてポイントバウチャーを受け取った後に登録することも可能です。
もらえるポイント自体は4つのどの自治体でもさほど変わりませんが、小清水町だとモンベルのコラボグッズがもらえるなど、自治体によって様々な工夫がなされています。
モンベルのオンラインショップは、用途別に様々な用品があります。
キャンプ用品だけでも20近くの項目があり、買い忘れを防ぐ工夫がされています。
ふるさと納税でもらえる人気ブランドキャンプ用品
ふるさと納税の返礼品には、キャンプ用品が多数掲載されています。
キャンプ用品はアウトドアを楽しむだけではなく、災害時にも役立つので重宝されています。
キャンプやアウトドアを普段しない方も、非常時の備えに揃えておくと安心です。
数多いキャンプ用品ブランドの中でも特に人気の高い、コールマンとモンベルの製品がもらえる自治体をご紹介します。
コールマンのキャンプ用品がもらえる自治体
コールマンオンラインポイント
長野県小谷村
ふるさと納税額 10,000円~
小谷村は、コールマンジャパンと包括連携協定を結んでいるので、たくさんのキャンプ用品が揃っています。
コールマンポイントなら、自分の欲しい商品が選べるので選択肢が広がります。
10,000円の寄付で、3,000ポイントがもらえます。ふるさと納税額に合わせてもらえるポイント数は変わってきます。
コールマン ヒーリングチェア
埼玉県飯能市
ふるさと納税額 25,000円
ハンモックのような座り心地が特徴のローチェアです。豊かな自然に囲まれてのんびり過ごす際に欲しい一品です。
コールマン アウトドアワゴン(赤)
岐阜県七宗町
ふるさと納税額 34,000円
耐過重100kgのワゴンです。これ一台で荷物運びが楽になります。
大型のタイヤが移動をスムーズにし、ストッパー付きなので安心です。
アウトドア以外にも様々な生活場面で役立ちます。
コールマン クールスパイダープロ/LX(レッド)
岐阜県七宗町
ふるさと納税額 47,000円
バーベキューの必需品です。焼き網の高さが調節できるので、好みの火力で調理できます。
鉄板も付属しています。
コールマン イージーキャノピレクタ300cm
岐阜県七宗町
ふるさと納税額 58,000円
長方形のイージーキャノピーです。場所を選ばず設置しやすいのが特徴です。
ひとりでも設営可能で、様々な場面で活躍します。
コールマン エクスカーションティピ/325(3~4人用)
岐阜県七宗町
ふるさと納税額 56,000円
シンプルなテントです。雨の侵入を防ぐ全室を備えています。
カヤックを楽しもう~Sevylorユーコン
福岡県行橋市
ふるさと納税額 235,000円
コールマンの2人用カヤックです。ストレージスペースが広く、抜群の水進力を発揮します。
モンベルのキャンプ用品がもらえる自治体
モンベルポイントバウチャー
長野県小谷村
ふるさと納税額 17,000円~
小谷村はモンベル社とフレンドビレッジ提携を結んでいます。
17,000円の寄付で、モンベルポイントバウチャーが5,000ポイントもらえます。
寄付額に応じてもらえるポイント数は変わりますので、自治体のサイトをチェックしてみてください。
モンベル アルパインパック50
長野県駒ヶ根市
ふるさと納税額 60,000円
2~3泊の山行を想定した容量のパックです。理想的な重量配分の設計なので安定性があり、山歩きに適しています。
スリムなシルエットなので、入り組んだ道もスムーズに歩けそうです。
ディープレッド、エバーグリーン、シャドウの三色から選べます。
ホローバッグ
石川県羽咋市
ふるさと納税額 20,000円
フィット感と開放感を組み合わせたスリーピングバッグです。暑いときに足元を開けられるのはうれしいポイントです。
広げてブランケットにもなるので、キャンプはもちろん、野外フェスなどにも重宝します。
2~3人用アウトドア用品セット(夏)
岡山県備前市
ふるさと納税額 560,000円
キャンプ用品を今から揃えたい人は必見です。
テントが1つ、ダウンハンハガーとジェットボイル、キャンプストーブがそれぞれ3つセットになっています。
家族や仲間と一緒にアウトドアをはじめるきっかけにいかがでしょうか。
モンベル クロノスドーム1型
長野県駒ヶ根市
ふるさと納税額 80,000円
モンベル独自のポールの形で広い居住空間を可能にした、3シーズン対応のテントです。
素早い設営・撤収が可能で、抜群の通気性が特徴です。
ふるさと納税でキャンプ用品をもらう際の注意点
モンベルバウチャーポイントをもらう際の注意点
欲しいものを自由に選ぶことができるので、人気の高い返礼品です。
モンベルバウチャーポイントは、申し込み後1週間から10日程度でモンベルから直接届きます。
使用方法は2通りあります。届いたポイント券を直接店頭に持って行く場合と、オンラインで使用する場合です。
オンラインで使用する場合、オンラインモンベル会員登録が必要です。また、寄付者と会員登録者が同じでないと使えません。
モンベルバウチャーポイントの有効期限は1年間です。
会員登録を継続すればポイントは残りますが、年間1,500円の更新料が必要になるので注意が必要です。
コールマンオンラインポイントをもらう際の注意点
あらかじめコールマンオンラインショップ会員の登録が必要です。
寄付者とコールマンオンライン会員の情報が同じでないと、ポイントが付与されませんので注意が必要です。
ポイントの有効期限は1年間です。
返礼品によっては届くまでに時間がかかる
返礼品の申し込みから、手元に届くまでには時間を要するものもあります。アウトドアの予定が決まっている場合は注意が必要です。
中には2ヵ月先に届けられるものもあるので、返礼品の紹介ページをきちんとチェックしておきましょう。
テントを選ぶ際の注意点
テントは、キャンプの必需品なので選ばれる方も多いのではないでしょうか。
初めて選ぶ際には何を選べば良いのか悩むと思います。
ふるさと納税の返礼品にもテントは多数掲載されているので、選ぶ際の注意点をご紹介します。
まず大きさですが、目安は「メーカー推奨人数マイナス1」です。大人4人で使用する場合、5人用テントが心地よく使えます。
家庭での収納スペースや持ち運ぶ際のサイズも考慮して選ぶと良いでしょう。
ドーム型は軽量でコンパクトなものが多く、初心者や女性同士でも組み立てやすいのでおすすめです。
寝袋(シュラフ)を選ぶ際の注意点
寝袋もキャンプの必需品です。寝袋は、マミー型と封筒型の2種類に分類されます。
暖かさを重視するならマミー型がおすすめです。ミノムシの様に全身を覆う構造で、肌寒い時期には重宝します。
寝心地重視なら封筒型がおすすめです。暑いときには広げてブランケットの様に使えます。
簡単に温度調節ができるのが特徴です。
寝心地が良い反面、収納性が悪いので持ち運び時間が長い場合は不向きです。
夏しかキャンプしない人におすすめです。保温性はマミー型の方が高いので、使用する気候を考慮して選ばれると良いでしょう。
まとめ
ふるさと納税でキャンプ用品がもらえる自治体とおすすめについて見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- ふるさと納税の返礼品としてキャンプ用品がもらえる自治体がある。
- テントや寝袋などは商品の特徴を考慮し選ぶ必要がある。
- 返礼品にはキャンプ専用店で使えるポイントもあり人気が高い
キャンプに欠かせないテントや寝袋がふるさと納税の返礼品として取り扱われています。
キャンプ専用店で使えるオンラインポイントも人気があります。
目的にあったキャンプ用品を選び、ふるさと納税を活用してキャンプを楽しみたいですね。