ふるさと納税の返礼品には、各地の特産品として「ウイスキー」がもらえる自治体があります。
国産ウイスキーはもちろん、海外の高級ブランドウイスキーがもらえるなど、味や香りの好みで選べるのも魅力です。
ここでは、ふるさと納税でウイスキーがもらえる自治体とおすすめウイスキーについて、詳しく解説します。
ふるさと納税でウイスキーがもらえる自治体とおすすめ
長野県宮田村「「ツインアルプス」「信州」「IWAI」3本セット」
ふるさと納税額20,000円
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「マルス信州蒸留所」は、イギリスの有名なウィスキーコンテストで最高賞を受賞したこともある蒸留所です。長野県宮田村にふるさと納税すると、そこで作られた3種類の国産ウィスキー「ツインアルプス」「IWAI」「信州」が3本セットでもらえます。
「ツインアルプス」は、その名の通り中央アルプスと南アルプスの2つのアルプスがブレンドされた味わいです。クッキーのような甘さと熟したフルーツの香りが絶妙に組み合わさっています。
「IWAI」は、マルスの生みの親、岩井喜一郎氏に敬意を表して作られた、重厚感たっぷりのウィスキーです。ちなみに岩井氏は連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデル、竹鶴正孝氏のかつての上司でした。
「信州」は、やや苦みのある、マルス蒸留所を代表するウィスキーです。これら各750ミリリットルが3本がセットになって届きます。
山梨県韮崎市「ウィスキー甲州 韮崎ゴールド・オリジナル 3本セット」
ふるさと納税額10,000円
ハイボール好きなら、山梨県韮崎市へのふるさと納税でもらえるウィスキー「甲州」がおすすめです。炭酸を加えても風味が失われることなく、おいしいハイボールができます。
「ゴールド」が1本、「オリジナル」が2本ついてきます。山梨県で作られたウィスキーらしく、フルーティーでほのかな香りがします。
岐阜県瑞穂市「地ウィスキー PEAK WHISKY SPECIAL 720ml 2本セット」
ふるさと納税額20,000円
ちょっと懐かしいレトロ風のウィスキーが岐阜県瑞穂市へふるさと納税すると味わえます。昭和中期に販売されていたピークウィスキーのラベルと味わいを忠実に再現しています。
「地ウィスキー PEAK WHISKY SPECIAL」は、口当たりがとてもまろやかで上品な香りが特徴です。その秘密は、冷却ろ過で丁寧に雑味を取り除く製法にあります。
山梨県富士吉田市「富士山ウィスキー」
ふるさと納税額15,000円
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世界遺産にも登録された霊峰富士からわき出る新鮮な地層水を使った「富士山ウィスキー」は、富士山への登山道で有名な山梨県吉田市へのふるさと納税の返礼品でもらえます。
富士山というネーミングから、訪日した外国人からの人気が高まることも予想されています。地層水を使っているため、ウィスキー特有のクセが少なく、日本人好みのさわやかな味として親しまれています。
ふるさと納税でおいしいブランドウイスキーがもらえる自治体
岡山県新庄村「マッカラン 12年」
ふるさと納税額30,000円
スコットランド生まれの「マッカラン」は、ウィスキー初心者でも飲みやすいブランドウィスキーです。洋酒に興味があるけど、どれから飲めば良いかわからないという方にお勧めです。
岡山県新庄村へのふるさと納税で手に入れることができるザ・マッカランは、12年以上シェリー樽で熟成された原酒だけが使われています。大麦・水・イースト菌のみで余分な物は入っていない高品質なウィスキーです。
長野県茅野市「ロイヤルサルート21年[並行輸入品]40度」
ふるさと納税額35,000円
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ブランドウィスキーとして世界200か国以上で販売されているシーバスリーガルの上級品、「ロイヤルサルート21年物」が、長野県茅野市へのふるさと納税でもらえます。
ボトルの色は赤・青・緑で、その3色のうちどれか1本が届きます。大変希少なウィスキーですので、本数は非常に少ないです。希望される方は、寄付を早めにすべきです。
長野県茅野市「ジョニーウォーカー 40度」
ふるさと納税額35,000円
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世界的に有名なスコッチウィスキーであるジョニー・ウォーカーの中で、最高品質を誇るブルーラベルも、長野県茅野市へのふるさと納税でもらえます。
ジョニー・ウォーカーでは黒ラベルなどが一般的によく飲まれていますが、50年以上熟成されたとして証明書とシリアルナンバーが入っているブルーラベルは、ウィスキー好きなら一度は飲んでみたいお酒です。
茨城県守谷市「ジャックダニエル」
ふるさと納税額10,000円
バーボンのうち、アメリカのテネシー州で作られ、より丁寧なろ過が行われているウィスキーをテネシーウィスキーといいます。「ジャックダニエル」は、そのテネシーウィスキーの伝統を受け継いだブランドウィスキーです。
特製の木炭で一滴ずつろ過して完成したジャックダニエルは、とてもまろやかな口当たりがします。日本でも広く愛されているブランドウィスキーです。
長野県茅野市「バランタイン30年」
ふるさと納税額100,000円
数あるブランドウィスキーにも様々なランクがあります。この「バランタイン30」年は、間違いなく世界トップレベルです。長野県茅野市に100,000円のふるさと納税をする必要がありますが、それに見合った価値があります。
世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2015」で最高賞を受賞したこのブランドウィスキーは、40種類の原酒がブレンドされています。
そのため、力強く複雑な味わいがしますが、バランスがきちんと取れています。一口一口、飲み終わった後の余韻をじっくり味わいたい方に適しています。
ふるさと納税でウイスキーを選ぶ際の注意点
ふるさと納税でもらえるアルコールは、日本酒や焼酎・ワイン・ビールなど色々あります。ふるさと納税の返礼品は、地酒などその自治体の名産品が多いですが、ウィスキーなど洋酒もあります。
ウィスキー派の方なら、ふるさと納税でウィスキーをもらえる自治体に積極的に寄付をしたいと思われるでしょう。しかし、いくつか注意点もあります。
1つ目に、日本酒や焼酎などと比べて選べるウィスキーの種類が少ないことです。
日本にウィスキーが伝わったのは明治以降と言われています。NHKの連続テレビ小説「マッサン」で描かれていたとおり明治になってからウィスキーの醸造施設が増えましたが、それでも全国的に見るとかなり限られています。
また、10,000円のふるさと納税を行って700ミリリットル前後のビン1本のみなど、返礼品としてもらえる量はそれほど多くありません。ビールなどに比べると少ないので、たっぷり楽しむよりもじっくり味わう方向けです。
2つ目に、自治体によって国産ウィスキーがもらえる場合と、海外のブランドウィスキーを輸入したものがもらえる場合があります。よく確かめて好みのウィスキーを手に入れましょう。
一般的に海外の有名ブランドウィスキーほど重宝される傾向にあるようです。しかし、国産のウィスキーにも、国際的なウィスキーコンテストで受賞したウィスキーがたくさんあります。
ふるさと納税でもらえる国産ウィスキーの中には、そのような高級ウィスキーもあるので、自分に合ったウィスキーを選びましょう。
もちろん、質より量を選択しても良いです。小売価格が安くてもふるさと納税額に対してたくさん入っているウィスキーも選べます。
3つ目に、ウィスキーの種類によっては、少しクセがあって飲みにくいものもあります。特に、ピート香と呼ばれる煙のような香りは苦手な方も多いので注意しましょう。
ふるさと納税でもらえるウィスキーの多くは、マッカランやジョニーウォーカーなど比較的飲みやすいウィスキーが多いですが、寄付する前によく調べておきましょう。
4つ目に、高級ウィスキーがお得に手に入るからとウィスキーがもらえる自治体にあまりに多くふるさと納税をすると、損をしてしまうこともあるので注意しましょう。
それは、ふるさと納税の控除額には限度があるからです。通常、ふるさと納税へ寄付すると自己負担額が2,000円ですが、あなたの年収や扶養家族によってさらに自己負担額が増えることがあるからです。
最後に、「ウィスキー」と表記があるからとふるさと納税をして、ウィスキーボトルやグラスなど、他の商品が届くようなミスをしないようにしましょう。「ウィスキーどらやき」（お菓子）など、自治体によって様々な商品があるので、商品名を注意しながら、好みの返礼品を探してみてください。
まとめ
ふるさと納税でもらえるウイスキーについて見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- 国産の人気ウイスキーがもらえる
- 海外の高級ウイスキーがもらえる
- ボトルサイズや商品名には注意が必要
ふるさと納税は返礼品が楽しみなものです。特にウイスキーのような嗜好品については、せっかくの機会なので憧れの一本を選びたいものです。
ふるさと納税でもらえるウイスキーは、量こそ少ないものの、普段はなかなか手にしない高級銘柄のウイスキーを楽しむチャンスでもあります。
納税の金額や、ウイスキー関連商品を選ばないよう気をつけながら、好みの味わいのウイスキーに出逢いたいですね。
ふるさと納税でワインがもらえる自治体や注意点