アマゾンでのお買い物に使えるAmazonギフト券ですが、ふるさと納税でもらえる自治体はあるのでしょうか。

このページでは、ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえる自治体とキャンペーンをご紹介します。


ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえる自治体はある?

ふるさと納税 ベルメゾン

結論から述べますと、ふるさと納税でAmazonギフト券を返礼品に取り扱っている自治体はありません。理由は以下の2つが考えられます。


総務省の通達について

2017年4月1日にふるさと納税の取り扱いに対して、総務省から「寄付額に対して返礼品は3割以下にすること」「高価な返礼品、転売できる換金性の高い返礼品は自粛すること」という内容の通達が出されました。

例えば、家電製品や電子機器、時計・宝飾品など高価で且つ転売できるものや、各自治体の商品券、ピーチ航空のポイントなどの換金性の高いものは、まだふるさと納税の返礼品として取り扱われていますが、今後見直されていく傾向にあります。

このような中、Amazonギフト券はかなり換金性の高い返礼品に当たるため、総務省からの通達に抵触します。

そのため、Amazonギフト券は返礼品として取扱がないものと考えられます。


地域に根付いたものであるかどうか

ふるさと納税 ベルメゾン

今回の調査で2017年4月1日以前にも、返礼品におけるAmazonギフト券の取り扱いがないことがわかりました。

このことからAmazonギフト券が返礼品にない理由の1つとして、そもそもAmazonの大元が日本の会社ではなく、アメリカの会社であることがあげられます。

そもそも、ふるさと納税とは寄付者が応援したい自治体に対して、自己負担金2,000円を支払って寄付をし、寄付額に応じて税金から控除されるというものです。

返礼品というのはそのお礼として、各自治体が寄付者に対して任意で贈るものです。

寄付額は税金から控除されるため、返礼品に対して各自治体が莫大にお金をかけてしまうことは、国全体としてみると税金が返礼品に使われている分、マイナスになってしまいます。

そのため、返礼品には特産品など各自治体の地域に根付いたものが多く採用されています。

よって、返礼品におけるAmazonギフト券の取り扱いがないと考えられます。

一方で、Amazonギフト券は返礼品以外の方法でもらえる方法があります。

様々なふるさと納税ポータルサイトで、一定の条件を満たすとAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを行っていることがあります。

対象のふるさと納税をクレジットカードで1万円以上で行うとAmazonギフト券1,000pt分がもらえ、さらに期間中なら1人で何回もできるというお得なキャンペーンや、返礼品のレビューを書くと抽選で10,000円当たるキャンペーンなど、ポータルサイトによって様々です。

短期間で終了してしまうこともあるため、こまめにチェックするか、メルマガ登録をしておくことをおすすめします。


ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえるキャンペーン

ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえるキャンペーンは、主に主要ふるさと納税ポータルサイトのふるなびさとふるで行われています。

応募者全員がもらえるものと抽選のもの両方が存在し、ふるさと納税10,000円以上や会員限定など、一定の条件を満たすと参加することができます。

不定期で開催されているキャンペーンも合わせて紹介します。


ふるなび

ふるさと納税 おせち

食品祭 Amazonギフト券プレゼントキャンペーン

期間内に行われた対象の寄付1回につき1,000pt分のAmazonギフト券がもらえ、1人で何回でもキャンペーンが適用されます。

決済と同時にキャンペーンが適用されるため、キャンペーンへの特別な応募や登録申請はいりません。

条件:ふるなび会員限定、クレジットカード決済限定、1万円以上の食品及び食材の返礼品限定(電化製品、工芸品等は不可)

やり方:ログインした状態で、ふるさと納税に申し込みます。

過去のキャンペーン開催期間:2017年7月25日~2017年7月31日、2017年6月1日~2017年6月30日

※今回の調査で分かった期間のみ記載してあるため、別日程でもキャンペーンを行っている可能性があります。

注意事項:応募が予定数に達し次第、受付終了です。

寄付金額5,000円を2点など、複数の返礼品を合わせて10,000円以上の場合はキャンペーンの対象外になります。

また、キャンペーンは1度の寄付を1回として適応されるため、10,000円の返礼品を3つ選択し、1度に30,000円を寄付した場合はAmazonギフト券1,000円分の獲得となります。

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ふるなびAmazonギフトコードプレゼント

2017年11月1日以降、ふるさと納税を行った人に対し、寄付金額の1%のAmazonギフトコードが贈呈されます。

条件:ふるなび会員限定、クレジット決済限定

やり方:ログインした状態でふるさと納税に申し込みます。

キャンペーン期間:2017年11月1日~

注意事項:災害支援への寄附はプレゼントの対象外です。取得期間の開始日から半年を過ぎた場合、ギフトコードの取得権利が失効されます。

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さとふる

レビュー投稿キャンペーン

期間中に返礼品のレビューを投稿すると、抽選で10名にAmazonギフト券が10,000円分当たります。

レビュー1投稿を1口とし、1人何口でも応募できます。

条件:さとふる会員限定で、キャンペーン中に返礼品のレビュー300文字以上を投稿した方

やり方:マイページから返礼品のレビューを投稿します。

キャンペーン開催期間:2017年11月1日~2017年11月30日(現在開催中)

※今回の調査で分かった期間のみ記載してあるため、別日程でもキャンペーンを行っている可能性があります。

注意事項:レビュー投稿の対象は、5,000円以上の寄付を対象とした返礼品に限られています。

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Amazonギフト券獲得キャンペーン

ふるさと納税10,000円以上の寄付で合計寄付金額に応じてAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンです。

10,000円毎に1,000円分のAmazonギフト券が贈呈されます。

※7月のキャンペーンまでは10,000円以上の寄付1回につきAmazonギフト券が1,000円分がプレゼントされるキャンペーンでした。

条件:さとふるメルマガ会員でキャンペーンメールを受け取った人限定で、10,000万円以上のふるさと納税が必要です。

やり方:メールに記載されたキャンペーンコードをふるさと納税を申し込む際に入力します。本人のみ利用可能です。

過去のキャンペーン期間:2017年9月16日~2017年9月30日、2017年7月25日~2017年7月31日、2017年6月?日~2017年6月30日

※今回の調査で分かった期間のみ記載してあるため、別日程でもキャンペーンを行っている可能性があります。

注意事項:本キャンペーンコードを利用してAmazonギフト券を獲得できるのは、その月のキャンペーンメールを受け取ったさとふるメルマガ会員に限られます。

キャンペーンメールを受け取るためには、事前にさとふる会員に登録しメルマガを受信することが必須です。

また、災害支援金の申し込みでかつ返礼品を希望しない寄付の場合はキャンペーン対象外となります。


キャンペーンコードでAmazonギフト券獲得

ふるさと納税を申し込む際にキャンペーンコードを入力してAmazonギフト券を獲得します。

キャンペーンの内容はその時々によって様々で、10,000円以上の寄付を行うとAmazonギフト券が500円分もらえるキャンペーンや、10,000円以上の寄付をすると抽選で1,000名にAmazonギフト券300円分が当たるキャンペーンなどがあります。

また、キャンペーンコードには他にも抽選で返礼品が当たるものもあります。

条件:キャンペーンコードを知っていること。キャンペーン内容によりますので、それぞれの注意事項をご覧ください。

やり方:キャンペーンコードはさとふるのキャンペーン情報一覧のページで入手できることもありますが、掲載されることがあまりありません。

SoftbankのTwitter公式アカウントで掲載されることが多いようなので、こちらをこまめにチェックしてキャンペーンコードを入手することをおすすめします。

これから年末年始に向けて、ますますふるさと納税のポータルサイトが活性化してくると推測されます。

中には期間がとても短いキャンペーンもあるため、よりお得に賢くふるさと納税の申し込みができるよう、ふるさと納税ポータルサイトの会員登録やメルマガ登録をして、情報を逃さないようにしましょう。


まとめ

ふるさと納税 お得

ふるさと納税でAmazonギフト券がもらえる自治体はある?について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • Amazonギフト券を返礼品に取り扱っている自治体はない
  • ふるさと納税サイトのキャンペーンでもらうことができる
  • よりお得に手に入れるため情報を逃さないことが大切

ふるさと納税の返礼品としてAmazonギフト券の取り扱いはありませんが、ふるさと納税ポータルサイトのキャンペーンで手に入れることができます。

キャンペーンでは一定の条件を満たすことが必要で、実施期間が短いものもあるので、しっかりと情報を確認することが必要です。

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